2026.07.13

コラム

農業ドローンの中古市場完全ガイド|認定中古機を賢く選ぶポイント

農業ドローンの導入を検討しているが、新品の価格に躊躇している農家の方も多いのではないでしょうか。近年、農業ドローンの中古市場が急速に整備され、認定中古機として安心して購入できる環境が整ってきました。本記事では、農業ドローンの中古機を賢く選ぶためのポイントを詳しく解説します。

農業ドローンの中古市場の現状

農業ドローンは2016年頃から農業現場への本格導入が進み、初期に導入された機体が中古市場に出回り始めています。農業ドローン専門の認定中古機制度を設けているメーカーや販売店も増え、品質保証付きの中古農業ドローンを選べる環境が整っています。

中古農業ドローンの価格帯

新品の農業ドローンは機種にもよりますが、一般的に100万円~300万円程度が相場です。一方、中古の認定機であれば、同等スペックの機体が50万円~150万円程度で入手できるケースも珍しくありません。初期投資を抑えたい農家にとって、中古市場は非常に魅力的な選択肢です。

流通ルートの種類

  • メーカー認定中古機:製造メーカーが状態を確認・整備した機体。保証付きで安心感が高い
  • 販売店認定中古機:農業ドローン専門販売店が整備・点検した機体。アフターサポートが受けやすい
  • 個人間売買:フリマサービスやオークションでの取引。価格は安いが保証なし、リスクが高い

認定中古機を選ぶ際の重要チェックポイント

1. 飛行時間・散布量の確認

農業ドローンには機体本体だけでなく、モーターやバッテリー、ポンプ等の消耗部品があります。総飛行時間と累計散布量を必ず確認しましょう。目安として、飛行時間200時間以下・散布量500ha以下の機体であれば比較的状態が良いとされています。

2. バッテリーの劣化状態

農業ドローンのランニングコストの中でも、バッテリー交換は大きな出費です。中古機購入時には各バッテリーの残存容量(SOH)を確認し、80%以上が望ましいとされています。劣化が著しいバッテリーは購入前に交換交渉するか、交換費用を見込んだ価格設定かどうかを確認することが重要です。

3. 整備記録・修理歴の確認

信頼できる中古機には整備記録(メンテナンスログ)が付属しています。定期点検が適切に行われているか、墜落や衝突による修理歴がないかを確認しましょう。修理歴がある場合は、どの部品を交換したかを詳細に確認することが大切です。

4. ソフトウェア・ファームウェアのサポート状況

農業ドローンはファームウェアのアップデートにより機能改善や不具合修正が行われます。購入を検討している機体が現在もメーカーサポート対象機種かどうかを確認しましょう。サポート終了機種は部品調達やソフトウェア更新が困難になる場合があります。

5. 農薬散布の適用登録確認

農薬散布に使用するドローンは、農薬の適用登録(農林水産省への登録)が必要です。中古機であっても散布する農薬の適用登録がある機種であることを確認してください。古い機種では新しい農薬の適用登録がない場合もあります。

中古農業ドローン導入の流れ

中古機を購入する場合も、新品と同様にドローン国家資格(二等無人航空機操縦士)の取得や、農薬散布を行う場合は都道府県への届出が必要です。また、飛行する空域によっては国土交通省DIPSを通じた飛行申請も必要となります。

ドローンキングでは、中古機の購入相談から国家資格取得のサポートまで、農業ドローン導入に関するトータルサポートを提供しています。愛知県下最大級のドローンスクールとして、補助金申請のサポートも行っており、農業ドローンの導入コスト削減をトータルでサポートします。

補助金を活用してさらにお得に

農業ドローンの導入には「みどりの食料システム戦略交付金」や都道府県・市区町村の農業近代化補助金を活用できる場合があります。中古機であっても対象となる補助金制度がありますので、購入前に必ず確認することをお勧めします。ドローンキングでは補助金申請のサポートも行っており、実質的な負担を大幅に軽減できる可能性があります。

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